溶接後熱処理は、溶接部や溶接構造物に行う熱処理の一種で『PWHT』とも言われます。
また溶接後熱処理は、残留応力の緩和のほか、溶接熱影響部の軟化、溶接部延性の向上、水素の除去などの効果があります。
弊社は、誘導加熱、電気抵抗加熱、輻射加熱の3つの加熱方式を採用しています。
誘導加熱
電気抵抗加熱
輻射加熱
高周波誘導加熱装置
低周波誘導加熱装置
電磁誘導作用により被加熱物に電流を誘起する磁界を作り、被加熱物自体を加熱する方法。
交流電流によって被加熱物の表面付近に高密度の電流(渦電流)が発生し、そのジュール熱で被加熱物の表面を加熱する「直接加熱方式」により加熱します。
電気抵抗式加熱装置
被加熱物に発熱体を直接接触させて加熱する方法。
抵抗(ニクロム線)に電流を流し、そのジュール熱で発熱させた発熱体から被加熱物に熱を伝えて加熱する「間接抵抗加熱方式」により加熱します。
輻射加熱装置
被加熱物と発熱体は非接触で、遠赤外線域の波長の熱線を放射する方法。
赤外線ヒーターを様々な組み合わせで設置することにより大型の配管・容器などの熱処理に対応しています。
取得資格一覧
・電気工事施工管理技士(1級、2級)
・電気工事士(1種、2種)
・危険物取扱者(乙種4類)
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